2/16/23日目・ブリュッセル Work like a Belgian

 まず、サンカントネール博物館に行った。地域の普通の博物館という感じ。人が少なくて落ち着いた(落ち着きの場所にするなって感じだけど地方出のわたしにとっての博物館て人が少ない場所だから)。ギリシャ・ローマの彫刻やベルギーの工芸品などを見て、そういえば小児の裸体の彫刻って見たことないとか考えた。

 

 お祭りのべっこう飴のようなグラス綺麗だった


 中央の方まで行ってワッフル食べた。店に入ると店員のお姉さんが(おそらく私用の)電話をしていた。注文しようとしてもずっと電話し続けていたので指差してこれくださいみたいにやった。この国の人ってこんな感じなの? でもちゃんと作ってくれたし、こういうのわたし的に全然気にならないんだけど。むしろ日本がもっとテキトーに仕事すべき。

 食べてたらさっきはゴメンねって彼女が謝りに来た。いや申し訳ないとは思ってるんかいと思った。ちなみにワッフルがめちゃくちゃ美味しかった。マジで!

 その後行った王立美術館は3つの美術館から成り、全部合わせて5ユーロなのでそのチケットを買った。
 ベルギー出身のマグリットの絵画を色々見ながら千葉のホキ美術館を思い出した。作品そのものが似てるわけでは全くないのでじゃあなぜかというと
鑑賞体験・表象において、よくみると写真 現実の景色ではない ということは写実絵画と共通してるからかな ?



 体力的にも時間的にもそんなにじっくり見なかったけど名前を知らない画家で気になった作品が色々あった。例えば、ギヨーム・ヴォーゲルス、ジェームズ・アンソール、レオン・スピリアールト。全てベルギー出身。



 市場と隣接した海鮮料理屋さんで名前忘れた貝と魚のスープ食べた。海鮮は食べれる時に食べておくべきという意識がなんか芽生えている。宿の主人おすすめのお店でフリットを食べた。トリュフソースがおいしかったけど、何も付けずにそのまま食べてもめちゃくちゃさくさくでポテトはなめらかだった。



 帰る前に夜のグランプラスに立ち寄る。雨で路地の石畳に質感が生まれて美しかった。

 ブリュッセルフリットとワッフル、チョコレートというストリートでお手軽な食事がたくさんあり、食べ物的には一番好きな都市かも。ただ、長くいると飽きそうだけれど。あと今後はビールがもっと美味しく飲めるようになりたい。