2/18/25日目・ケルン 街はカーニバル

 
 宿で朝食を作ってもらった。マルメロのジャムが美味しかった。

 駅を出てすぐに聳え立っているケルン大聖堂は非常に古い建築でありながら、その繊細さは色も相まってメカニカルな印象であり、それは駅舎の構造と似ている。


 内部も見学。上手く撮れなかったけれどリヒターのステンドグラスも見た。

 街中にはカーニバルの仮装の人がたくさんいる。渋谷のハロウィンと違って、若い人だけでなく割と年のいったひともしっかり仮装しているのが印象的だった。パレードに付いていきながら街を散策した。

 その後、ルートヴィヒ美術館に行った。ちなみに去年新美術館でやってた展覧会には行ってない。わくわくした。ポップアートなんて文脈から切り離すことで成立するんだからそりゃそうだけど しかし文脈(歴史)ありきの場所である宮殿とか大聖堂とかで展示したらたのしーだろうな

 ナム・ジュン・パイク、クルト・シュヴィッタース、アレクサンダー・ダヴィドヴィッチ・ドレヴィンの面白い作品を見つける。

 余談であるが京都の二条城で昨年、NAKED FLOWERSのプロジェクションマッピングが行われていてそれがあまり好きではなかった。わたしは、そもそもプロジェクションマッピングがあまり好きではない。場所に相乗効果を生み出すことに成功していない気がする。古い建築にアートを置くみたいなことで言うと直島の家プロジェクトは良かった。

 あとこの美術館は常設展でも「企画展ぽい雰囲気」があった。

 街を歩いた。カーニバルの人はだんだん増えている気がする。しかしこの人たちずっと歩いてるけど具体的に何をしてるんだろう




 シャボン玉を作っている人と、シャボン玉を追いかける子供がいた。

 夜になると大聖堂がライトアップされたりするのかと思ったけどそれはなかった(わたしが早く帰ってしまったのかな)。音楽はずっと流れていた。

https://open.spotify.com/track/5L6CyAR0KWfSXzRzN0mQxc?si=RsQx7GY4TRSOUQFiGVK3vg