わたしはバスでベルサイユ宮殿に行く。チケットを買いに駅まで行った際に宿付近の郊外のお店をいろいろ見て楽しかった。
バロック建築の中にぎっちり詰め込まれた装飾の中を歩きながらシスティーナ礼拝堂的なもういいよって感じを覚える。しかしシスティーナ礼拝堂はその結果神すごーになっちゃってたけどベルサイユ宮殿の場合は王すごーってなるわけだから、システムはしっかりしているんだよな。、?
どうしてこんなに絵をたくさん置かなければならなかったのか? みたいな 余裕よりも、意地みたいなものを感じる
自分で得た高貴さを維持するのではなく、生まれつき高貴さを背負うことを強いられているのは大変だっただろうなとかいう、王族への同情がうまれる。でも、ベルばらを初めて読んだ時は貴族はウザいなーとかしか思ってなかったので成長したねー。
まあもうみんな死んでるから恐るるに足らずなんだけど
プチトリアノンに住んだマリー・アントワネットの気持ちもやっとわかった。ここは、人の住むところではない。なんていうか、人として生きたい人が住むところではないかな。と思ったら。
めちゃくちゃ広い庭園を歩いて敷地を出た後、外の看板見てこれくらいなら払えそうだなっと思って入ったカフェが、地元の人に愛される店みたいな感じで英語表記一切なしですごく緊張した。入ったあと席に座っていいのかオドオドしてたらお客さんのムッシューが話しかけてくれたんだけどフランス語だからわかるわけない。店員さんが来てくれたんだけどパーカー着ててマジの私服って感じでアンタが店員なのかよと思った。This one please、シルブプレ、て指差しで牛肉のタルタルと炭酸水を注文できた。支払いもちゃんとできたし、高額な請求とかされなかったし経験値が増えた気がした。
タルタルを初めて食べたけどネギトロみたいだった。おいしかったけど食べ方が合っていたかはわからない。